こんにちは!獣医師の横井(嘉)です。
この仕事をしていると、当然ですが、毎日いろいろなわんちゃん、ネコちゃん達に出会います。
犬種、猫種、性別、年齢・・・当然さまざまですが、性格もかなり幅があります。人が好きで触ってもらいたくてしかたないわんちゃんや、ものすごくリラックスして喉を鳴らして寄って来てくれるネコちゃんもいれば、診察室に入るなり、臨戦態勢で、数センチでも近づこうものならとびかかって咬みついてきそうなわんちゃん、ネコちゃんもいます・・・。
先日、院長が参加してきたしつけ・行動学のセミナーのレジメを見ましたが、大変興味深いものでした。
⇦最近のエイト。お昼過ぎまでずっと布団の中にいます。
一般的に、将来どんな子になるか、その要因は、犬はもともとの性格半分、しつけ半分と言われますが、ネコはもともとの性格が大部分を占めると考えられています。ですから、犬にはしつけとしてやるべきことが沢山あっても、ネコはしつけることが難しいと考えていました。
でも、、猫という動物のもともとある習性や特性を十分に理解したうえで子猫の間にしておくと良いことやその逆にやってはいけないことが意外と多くある事がわかりました。(詳しくはまた今度・・・)
わんちゃんもネコちゃんも、最初から飼いやすい子もいれば飼いにくい(問題行動をおこしやすい)子もいます。けれどもどんな子も決して最初から悪い子とか意地悪なわけではありません。何か問題が起こった時には、必ず何か理由があります。まず起こってしまった原因をしっかり考えてひとつひとつ対策していけばどんな子でも少しづつお互いが理解しあえる関係になっていけると考えています。
動物と暮らしていくうえでのヒントはたくさんあります。人間側が少し配慮してあげることで、わんちゃん、ネコちゃんが快適に過ごせることもたくさんありますので、また機会を見て、紹介させていただきますね!