スタッフ日記

スタッフ日記

2019.09.02

歯磨きしてますか?

  こんにちは、動物看護師の原です。

今回は歯磨きについてお話しようと思います。

少し長くなりそうなのでお時間あるときに読んでいただけたらと思います(^^)

 

そもそもわんちゃん猫ちゃん達は歯磨きが必要なの?と思われる方もいらっしゃると思います。

まずわんちゃん、猫ちゃん達は虫歯になることはあまりありません。ですが歯垢、歯石がつきやすくそれが長年たまっていくと口臭や歯肉炎、歯の根っこが膿んでしまう原因になります。

人の場合、歯垢が歯石に変わるまでに約20日ほどがかかるのに比べわんちゃんは約3日、猫ちゃんは約7日で歯垢が歯石に変わってしまい、歯石をとるには麻酔をかけて処置しなくてはいけません。

猫ちゃんは何も歯磨きケアをしない場合3才までにほとんどの子が歯周病にかかっていると言われています。

そのため歯磨きって大切なんです!

 

・・・って言っても実際歯を磨くのはとっても難しいですよね(^^;)

じっとしててね~と言ってじっとしてくれる相手ではありませんし、ただでさえ口を触られるのが苦手な子にいきなり歯ブラシで歯を磨こうとしても絶対出来ません。

一度嫌な思いを経験すると歯ブラシを見るだけでどこかに逃げてしまうなんてお話もよく聞きます。

なので歯ブラシで歯を磨くには時間をかけてゆっくり慣らしていくのが大切なのと、歯磨き=嫌な事と思わせないようにするのが重要です。

(歯ブラシの慣らし方や歯の磨き方については長くなってしまうのでここでは省きますが、受付でお話することもできるので気になる方は気軽にお声掛けください♪)

そして歯ブラシですが口が小さいわんちゃん達に成人用の歯ブラシは大きすぎるので子供さん用の小さい歯ブラシやわんちゃん用の専用歯ブラシを使うのがおすすめです。

当院においているのはこちらの歯ブラシですが360°ブラシがついているものは角度を気にせず磨けるのでおすすめしています(^^)

 

さぁ歯磨きについて書いてきましたがそもそも口を触ると怒る、歯磨き挑戦したけど到底ムリ!そんな方も多いと思います。

そういう場合は無理はせず諦めましょう。笑

 

 

 

歯磨きは歯ブラシで磨くだけではありません。(もちろん歯ブラシで磨くのが最も効果的ではあります)

 

◎歯磨きペーストを指で歯にぬりつける

この歯磨きペーストは舐めさせるだけでも歯磨き効果があるのでおすすめです!

 

 

 

 

 

 

 

◎歯磨きガムをつかう

1日1本を目安にあげるだけですが、ガムの先を持って引っ張り合うように噛ませるとより歯磨き効果がUPします。

 

◎全部難しい…だけど何か少しでも歯磨きケアをしたい!そんな場合は飲み水に混ぜるだけの液体デンタルケアやフードにふりかけて使うタイプのものなども。

 

 

歯磨きケア商品がたくさんあってどれが良いのかわからない!という方は気軽にご相談下さいね(^^)

 

最近の記事オススメ記事
PAGETOP