きぼうが見えた！

先週の金曜日の夜、診察が終わってカルテチェックをしていると、嘉子先生から

「今夜！８：３０にきぼうが見えるよ！！」とのラインが。

きぼうとは、そう、国際宇宙ステーションの日本実験棟の「きぼう」です。

急いで家に帰って、子供たちと一緒にベランダできぼうが見えるのを待ちます。

雲もそんなに出ていないし、暑かった日中と違って涼しい風が心地よく、絶好の鑑賞日和です。

既に帰ったスタッフにも嘉子先生からライン が入っています。

８時３０分を過ぎたころから南西の夜空にひときわ明るく光る、そして星とは明らかに違うスピードで真上にのぼっていく‟きぼう”を見つけることができました。

子供たちもみつけて大騒ぎです。本当は静かに見たいのですがそこは仕方ありません(^^;)。

スタッフみんなもそれぞれ見ることができたようで、「みえました！」の喜びの報告が並びます♪

きぼうが北東の空に消えるまでの５分間、違う場所にいてもみんなできぼうを見ることができました・・・。

束の間の時間でしたが、コロナ禍の重苦しい空気から解放されて、幸せな時間をスタッフみんなと共有することが出来ました。

高齢者のワクチン接種も徐々にではありますが始まってきております。少しづつではありますが、本当の希望も見えてきています。

世の中がまた、平穏な日常に戻りますように・・・と、

「はやくお風呂～！！」「眠い～トイレ～」という子供たちの喧騒を聞き流しつつ、春の夜空を眺めながら、少しだけセンチメンタルになってしまったのでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　横井